[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
「ありがとう、陵っ。
だから陵だーい好きっ!
あたし、頑張って先輩に
プレゼント渡すねっ」
電話口に投げキスしたい
くらいの勢いで叫んだら、
陵はちょっと困った声で
笑ってた。
『アハハ……ありがと。
それじゃあまぁ、四日後ね。
ま、あんまり構え過ぎ
ないで頑張りなよ』
お姉さんみたいな頼もしい
口調で言って、電話は
プツリと切れる。
折りたたんだ携帯を手に、
あたしはもう一度、
『ありがと、陵』って囁いた。
★★★★★
_
だから陵だーい好きっ!
あたし、頑張って先輩に
プレゼント渡すねっ」
電話口に投げキスしたい
くらいの勢いで叫んだら、
陵はちょっと困った声で
笑ってた。
『アハハ……ありがと。
それじゃあまぁ、四日後ね。
ま、あんまり構え過ぎ
ないで頑張りなよ』
お姉さんみたいな頼もしい
口調で言って、電話は
プツリと切れる。
折りたたんだ携帯を手に、
あたしはもう一度、
『ありがと、陵』って囁いた。
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