[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
それなら朝に、絶対通る
はずの校門で待ってるのが
一番確実。



陵もそれがいいんじゃない
かって言ってくれたから、
それで決定。



もうすぐ陵が家まで迎えに
来てくれて、一緒に学校へ
行くことになってる。



陵はあたしより遠い隣町に
住んでるんだけど、今日は
わざわざ早めに出てきて
くれるんだ。



「大丈夫だよね……」



しつこく鏡の前で最終
チェックをしてた時、陵が来た。



すぐに家を出て二人で
歩いてると、陵があたしの
顔をチラッと見ながら
聞いてくる。


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