[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
なんでこんなかわいいんだ
コイツは。
うまくいって欲しいのか
欲しくないのか、自分でも
よくわかんなくなってくる
じゃねーか。
(あんず………!)
複雑な思いで木陰から
見守るなか、あんずは
必死で風見に近づこうと、
女子達に紛れてもみくちゃに
なってた。
「かざ…み、せんぱっ……」
背が低いから他のヤツらが
壁になっちまってて、
なかなか前に進めてない。
それでも何とか数人を押し
分け、いよいよ風見が
最接近した時に、あんずは
両手をグッと伸ばした。
_
コイツは。
うまくいって欲しいのか
欲しくないのか、自分でも
よくわかんなくなってくる
じゃねーか。
(あんず………!)
複雑な思いで木陰から
見守るなか、あんずは
必死で風見に近づこうと、
女子達に紛れてもみくちゃに
なってた。
「かざ…み、せんぱっ……」
背が低いから他のヤツらが
壁になっちまってて、
なかなか前に進めてない。
それでも何とか数人を押し
分け、いよいよ風見が
最接近した時に、あんずは
両手をグッと伸ばした。
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