[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
毎日のようになぐさめて
くれてるのに、いつまでも
テンション低くて申し訳
ないなぁって思ってるよ?
でも………ゴメン。
やっぱ今だに心がシクシク
泣いてて、どうしようも
ないや……。
「……大丈夫だよ。
あれ……けどなんか、
クラクラする……」
「――へっ? あ、あんずっ!?」
ギョッとしてる亜希の顔が、
黒いモヤがかかったように
見えた。
あたしの名前を呼ぶ声も、
なんか水の中で聞いてる
みたいに、変なエコーが
かかってて――…。
_
くれてるのに、いつまでも
テンション低くて申し訳
ないなぁって思ってるよ?
でも………ゴメン。
やっぱ今だに心がシクシク
泣いてて、どうしようも
ないや……。
「……大丈夫だよ。
あれ……けどなんか、
クラクラする……」
「――へっ? あ、あんずっ!?」
ギョッとしてる亜希の顔が、
黒いモヤがかかったように
見えた。
あたしの名前を呼ぶ声も、
なんか水の中で聞いてる
みたいに、変なエコーが
かかってて――…。
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