[完]愛しいキミは♂大親友♀ 〜女装男子の悩める日々〜
陵side
★★★★★
「先輩とっ。
風見先輩と、デートできる
ことになったのぉぉっ」
教室にいたオレ達の所に
戻って来るなりあんずが
放ったセリフに、オレは
一瞬、完全に我を忘れた。
――――なんだって、オイ?
今なんつったよ?
つーか、あんずは貧血で
倒れて、今の今まで保健室で
寝てたんじゃなかったか?
「はぁっ? 何言ってんの、
あんず?」
同じ疑問を春香が口にした。
亜希もア然としてる。
そんなオレ達に、あんずは
興奮で顔を真っ赤にしながら、
_
「先輩とっ。
風見先輩と、デートできる
ことになったのぉぉっ」
教室にいたオレ達の所に
戻って来るなりあんずが
放ったセリフに、オレは
一瞬、完全に我を忘れた。
――――なんだって、オイ?
今なんつったよ?
つーか、あんずは貧血で
倒れて、今の今まで保健室で
寝てたんじゃなかったか?
「はぁっ? 何言ってんの、
あんず?」
同じ疑問を春香が口にした。
亜希もア然としてる。
そんなオレ達に、あんずは
興奮で顔を真っ赤にしながら、
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