地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】
「えっ、えと……ご用件は?」
とりあえず、何か用があって話しかけてきたんだろうと思った私は、知らない人×2にそう言いながら周囲をチラリと見る。
うぅ……瑠美達ドコぉ?
知らない人、しかも男の人と簡単に話せるほど私は社交的じゃないのに…!!
と思っていたら、
「いや、別に用があったわけじゃないんだけどね?」
「なんか、人を捜してるように見えたからさ〜」
「俺ら暇だし?よかったら一緒に捜そっかなぁ~?とか思ってさー」
という返答。
(え、嘘……!)
なんて……
なんていい人達なんだろう!?