地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】




……え、なに?真剣な話じゃないの?と思わずぽかんとする私。


あまりにも驚きすぎて、何かを力説する瑠美の声なんて右から左に流れていく。



「……えーそんなー」



呟いた言葉は思わず棒読み。


……というか、脱力。



「……………はぁ」



まーた瑠美は、何を訳のわからん冗談を……と思ったその時、



「瑠美、落ち着けって」


「………」



前方から、爽やか&無愛想のイケメン二人組がプールに来ている女性の視線を一身に受けながら近付いてきた。



< 131 / 434 >

この作品をシェア

pagetop