地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】




頭の中で勝手に納得していると、



「まぁ……じゃあ一旦休むか」


「ん、そだねっ」



愁君と瑠美が並んで歩き出した。


私も、慌ててその背中を追いかけようとして……



「ま、待っ……!?」


「お前が待て」



その瞬間。


坂下君が、私の腕をぐっと掴んで待ったをかけてきた。




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