地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】
…………………。
……………。
「どしたの、神無」
太陽の光がギラつく屋上で、瑠美は疑問を口にした。
小説を読んでるところを無理矢理連れてきたから、目つきが鋭くて……ちょっと怖い。
でも、その視線から逃げることはせず、
「え、と………ちょっと、鬼狩りさせてくれない?」
私は簡潔に答えた。
「……へ?」「……」
私の答えに不思議そうな顔をする二人。