地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】
「…いや、別にいいと思うけど。それは、神無がやることでしょ?私は何もできないし」
「『符』使える訳でもねぇしな」
頭の上にはてなマークを乗っける二人に「そうじゃなくて、」
「二人とも鬼が感知できるから、鬼の影響受けやすいよね?
だから、鬼が多い時はイラつく事が多くなるんだよ」
ずっとイライラする学校生活は、嫌でしょ?
私はそう言いながら、胸ポケットから符を取り出した。