地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】



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「あぅ……ごめんね、二人共」


数分後。

リビングのソファに座った私は、そう言って小さくなった。


「……謝らなくていいから神無は寝とけ、アホ」


兄ちゃんがそう言い、今まで無言だった龍真も


「その通り」


と肯定。

その拍子に目が合って、


「……あぅ〜…」


私はまた、慌てて目をそらす。



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