地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】




(え、なに?どうしたの?まさか……私、何かした!?)



思わず狼狽し、わたわたと周囲を見回す私。


そんな私の様子を見た坂下君は、微かに唇を釣り上げると――



「……やっぱ、小動物みてぇ」



そう呟きながら、私の頭に手を置き――そのまま、優しい手つき撫で始めた。




< 37 / 434 >

この作品をシェア

pagetop