地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】




「むぅ…っ兄ちゃんの馬鹿!!妹の部屋に勝手に入らないでっ!!」


「いいじゃんか。愛する妹との朝のスキンシップだろ?」

いや、それじゃ済まされない事だってあるんだからね!?


「〜〜〜っ、兄ちゃんのシスコンっ!!」


「そうだぁ、俺はシスコンだぁ!!そして神無が大好きだぁ!!」


「寄るな!触るな!へんたぁーいっ!!」



私がそう叫んだ瞬間、兄ちゃんは突然俯き



「そんな言い方するなよ〜…。



神無が遅刻しそうだから、徹夜明けでも頑張って起こしてんのに」



そう言って、唇をとがらせた。




< 7 / 434 >

この作品をシェア

pagetop