天使の笑顔で
「明莉、死んどけ」
「もう、涼君昔からそうなんだから」
何も変わらない俺を見て呆れた表情する明莉
しばらく歩いてると
「おーい、涼真」
遠くから葉月の声がした
「おぉ!」
さっきぶり!
俺を追い掛けてくれたという小さな幸せに浸っていると
「そこに居るのは涼真の彼女か!?」
明莉を指差す葉月
バカが…
ただの幼なじみだ
「幼なじみだよ」
葉月に言う
「なんだつまんね
これから可奈ちゃんとまゆちゃんとでボーリング」
「ボーリング!?!?
しかもまゆちゃん!?
そんな名前だったのかあの子」
「いやさっき紹介してたろが」
さっき紹介してた
確かに紹介していたが
まったく聞いていなかった
涼君さいてー