天使の笑顔で




その前に




「ん~~
あ、起きてたんだ~」


「まあな!」



世界で一番大切なまゆが
今日を迎えてくれた





「おはよっ涼真君」


「ヘロー今日も元気にいきましょうか!」


「ふふっ」


可愛い!


笑顔が眩しい!





まゆは不思議といつも以上に笑顔になっている



どうしたんだ?



「涼真君、」


そんなまゆが俺の名前を呼ぶ



「ん?」


「ありがとね、
もう、ホントに大好き」


「何だよ急に、照れる」


「ずっと声がしたの
涼真君の声が」


まあ、バカみたいに喋ってたからな




「その声が届いたから
私は今、ここに居るんだと思う」



よかった…俺の声届いてたんだ




「奇跡だってよ
起こしたの俺だぜ?」


「すごいすごい
私は感謝してるよ」



そう言ってまゆは俺に抱きついてくる



なーんか可愛かったから頭撫でてやったよ


しかし学校行く時間もギリギリだ



久しぶりのまゆとのイチャイチャタイムも…



「どういたしまして
んじゃ学校久しぶりに行ってくるわ」




「え?あ、うん……」



まゆは少し寂しそうな顔をした



「どうした?」



「チュー」


か、可愛い!

声まで可愛い!

反則だ!


あれ?どっかで聞いたセリフ




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