天使の笑顔で




まゆちゃんが立ち上がる


俺は何が何だかわからなかった


まゆちゃんはうっとりした顔で手を口に当て


当ててた手を見て




「ごめん……」


すごく小さな声で俺に
言ってきた




「……あぁ……大丈夫」


こういう時ってどう対応したらいいかわからない




「あー!!!ごめん!!」


まゆちゃんが大声で謝る


我に帰ったのか


その大声で俺も我に帰る




「い、いや、ハプニングだよなー
気にしない方向で行くからまゆちゃんも気にしないでね!」

この言い方天才じゃね?


「うん、ホントにごめん!」


しかし気にしてる人物がただ一人居た




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