天使の笑顔で


「まったくどうやったらそんな早く付き合えるんだよ!
たらしか?二人とも」


葉月が僻むように言う


まゆは満面の苦笑いといったところ


俺は無神経過ぎてイラッとしたが


まあ仕方ないだろう


葉月はキスしたことも知らないし


余命の事も知らない



いずれ話さなきゃいけない時が来るんだろうな






俺らはマックを出て


帰宅する



まあ俺はまゆを家へ送っていくけど




それからというものの


まゆは調子が良く

ここ1週間、何も起こらなく


120%の笑顔で俺らに元気をくれた


しかし




さらに1週間後


ついにまゆに異変が起ってしまった




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