自閉症児光の夢、それは働く人になりたい
第5章
中学へ入学
中学へは入学前に学校へ行き、養護学級への希望を出した。
入学式当日名簿に光の名前がない。
養護学級と言うクラスはなかったのだ。
中学は小学校とは違い、普通の学級から養護学級へ通うのではなく、養護学級で1日過すと聞いていたので、その学級があると思っていたのだが。
他の養護学級の生徒さんも名前がないと、騒いでいた。
ようやく1年1組の最後に光の名前を見つける事が出来たので、光と1年1組へ行ったが光の席はなかった。
仕方なく又受け付けに戻ると、保健室の隣の教室に通される。
雑然とした広い教室の隅に、机と椅子が並んでいた。
この学校の体制に不安はつのるばかりで、この不安が的中する。
この先に起きる、日々葛藤の毎日。
又、振り出しに戻ってしまうのか。
それだけは避けたい。
入学式当日名簿に光の名前がない。
養護学級と言うクラスはなかったのだ。
中学は小学校とは違い、普通の学級から養護学級へ通うのではなく、養護学級で1日過すと聞いていたので、その学級があると思っていたのだが。
他の養護学級の生徒さんも名前がないと、騒いでいた。
ようやく1年1組の最後に光の名前を見つける事が出来たので、光と1年1組へ行ったが光の席はなかった。
仕方なく又受け付けに戻ると、保健室の隣の教室に通される。
雑然とした広い教室の隅に、机と椅子が並んでいた。
この学校の体制に不安はつのるばかりで、この不安が的中する。
この先に起きる、日々葛藤の毎日。
又、振り出しに戻ってしまうのか。
それだけは避けたい。