自閉症児光の夢、それは働く人になりたい
年令が大きい障害者の親は高齢になり、子供みる事が出来なくなる場合も多い。



障害者が一緒に生活をする施設の太陽学園から、ツバサに通う人たちもいる。



その施設も見学に行った。



私の家の近くにはグループホームと言って、何人かの障害者の人がアパートで一緒に暮らし、食事など身の回りの世話をしてくれる人がいると聞く。



光も将来は一人暮しをしたいと言うようになったが、食事の仕度が出来ないので諦めたようだ。



カップラーメンぐらいなら一人でも作れるが、一人でいる時は火を使う事をさせていない。



もしも何があったらと常に心配になるのだ。



だが、そう心配する事が光を一人立ちさせられないことに、繋がるのかも知れない。


思いはいつもつきなくて、複雑。


傷害者の一人立ちは、これからの私の課題でもある。








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