自閉症児光の夢、それは働く人になりたい
怖いものなどないと思えば良いと言っても、現実的には光は私の影響で虫が大嫌いだ。
二人で小さな虫に大騒ぎをすることは今も変わらないが、光は少し虫に対して強くなったように思う。
私が怖がり過ぎかも知れないのだが。
光が言葉を話せても会話をすることは中々難しい。
それは今も上手く伝わらなかったりもする。
光が青空学園で寮生活をしていた時、土曜日に家に帰る練習を何度もした。
青空学園からバスに乗り、電車に乗り換えて、又バスに乗るのだ。
何回も練習をしたのだが、どの電車にのって良いのか分からなくなり、自分で駅員さんに聞いたらしい。
光には、いつも住所と名まえ、何かあれば私の携帯に電話を下さいと言う札を持たせていたのだが、光は一度も使った事はなかった。
必死に言葉で伝えていたのだと思う。
車で迎えに行けば簡単な事なのたが、交通機関を使う事も将来に役立つと思ったのだ。
だから、この先働く場所が遠くなっても大丈夫だと思いたい。
光の小さな自信をこの先も信じて行きたいと思う。
二人で小さな虫に大騒ぎをすることは今も変わらないが、光は少し虫に対して強くなったように思う。
私が怖がり過ぎかも知れないのだが。
光が言葉を話せても会話をすることは中々難しい。
それは今も上手く伝わらなかったりもする。
光が青空学園で寮生活をしていた時、土曜日に家に帰る練習を何度もした。
青空学園からバスに乗り、電車に乗り換えて、又バスに乗るのだ。
何回も練習をしたのだが、どの電車にのって良いのか分からなくなり、自分で駅員さんに聞いたらしい。
光には、いつも住所と名まえ、何かあれば私の携帯に電話を下さいと言う札を持たせていたのだが、光は一度も使った事はなかった。
必死に言葉で伝えていたのだと思う。
車で迎えに行けば簡単な事なのたが、交通機関を使う事も将来に役立つと思ったのだ。
だから、この先働く場所が遠くなっても大丈夫だと思いたい。
光の小さな自信をこの先も信じて行きたいと思う。