自閉症児光の夢、それは働く人になりたい
光の事を小説に書いたのは、残して置きたいと思ったからです。
もっと、もっと、たくさんの出来事があり。
多分、泣いたことや、上手くいかなかった事の方が多いと思う。
それでも、書いて残す事で、この先役立つ事があるかも知れないと思ったから。
私の働くスーパーには色んなお客様が来て、障害を持ってる人もいるし。
そんなときは、少しでも気持ち良く買い物をして欲しいので、丁寧な対応をしようと心がけている。
小さな男の子を見ると、光の幼い頃を思い出す。
スーパーで消えてしまったこと、お金を持たずにアイスを買おうとしてたり、ハンバーガー屋さんに並んでいたり。
全く話せないのに、しっかりと注文をしてたことには本当に驚いた。
多分、指さしで注文をしたのだろう。
お店の人にも優しくして頂いた事を思い出す。
近くのコンビニへ行き、カップラーメンを手に持って、言葉ではなくて、お母さんが来るとお店の人に伝えたと言う。
以心伝心、まさか。
その日、光がいなくなった事に気づいた私は、財布を持ち、コンビニへと向かう。
コンビニのドアの向こうで、光がカップ麺を手に持ち、ジャンプしていたのだ。
もっと、もっと、たくさんの出来事があり。
多分、泣いたことや、上手くいかなかった事の方が多いと思う。
それでも、書いて残す事で、この先役立つ事があるかも知れないと思ったから。
私の働くスーパーには色んなお客様が来て、障害を持ってる人もいるし。
そんなときは、少しでも気持ち良く買い物をして欲しいので、丁寧な対応をしようと心がけている。
小さな男の子を見ると、光の幼い頃を思い出す。
スーパーで消えてしまったこと、お金を持たずにアイスを買おうとしてたり、ハンバーガー屋さんに並んでいたり。
全く話せないのに、しっかりと注文をしてたことには本当に驚いた。
多分、指さしで注文をしたのだろう。
お店の人にも優しくして頂いた事を思い出す。
近くのコンビニへ行き、カップラーメンを手に持って、言葉ではなくて、お母さんが来るとお店の人に伝えたと言う。
以心伝心、まさか。
その日、光がいなくなった事に気づいた私は、財布を持ち、コンビニへと向かう。
コンビニのドアの向こうで、光がカップ麺を手に持ち、ジャンプしていたのだ。