『A』
 
おんニャのヒトのあたまのうえに、みごとちゃくちせいこーだニャ。

さすがボク。

ワシッ!

ニャニャ!?
ニャんだニャ!?

こんニャあいらしーいきものをワシづかみにするニャんて!

「ほう…私の頭の上に飛び下りて来るとは…
随分といい度胸してるな…畜生の分際で…
あ゛〜ん?」

こ、こわっ!
このヒトこわいニャ!

「貴様の根性を試してやろう…
ククク、煙草何本いけるかな?」

ニャ、ニャんかボクにおしつけるきだニャ!

ヒイィ〜〜!

………

………シャアァァァ

………あ、やっちゃったニャ。

「………貴様…万物の霊長たる人間様に…
あろうことか…
この!私の顔に!
ションベンをかけるなどと!!
………
覚悟しろ!
生きたまま解剖してやる!」

ニャ、ニャんだかわからニャいけどいやだニャ〜!

にげるっ!

「あっ!待て!
逃がすかっ!」

お、おってくるニャ!

に、にげろ〜!

「待て〜い!」

まてといわれてまつやつはいニャいニャ!

「む、確かに」

こころのこえにはんのーしちゃダメニャ!

「おっと!スマンスマン…
…っと…そんなことより、いいから捕まれぃ!」

いやだニャー!
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