退屈しのぎだったのに、いつしか君を愛してしまった。





「陽斗さん?何か話があったんじゃないんですか?」





「いや………また今度な。ゆっくり寝ろよ」







「行くぞチビ。じゃあなハル。」





「あぁ…またな」






俺は二人を…二人が見えなくなるまでずっと見つめていた。





仲良さそうに話す碧空と佑月。





碧空は佑月が来たときあんなに嫌そうだったのに。






いつの間に…あんなに優しい顔して話すようになったんだ?








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