退屈しのぎだったのに、いつしか君を愛してしまった。
「ど、どーやって探すんだよ!?親父も知らねぇぞ、きっと!」
「え〜知らないのぉ〜。
じゃあ、捜査員みたいなの雇っちゃおーよ!」
「はぁ!?」
捜査員って…。
まぁ、俺たちにかかれば出来ないことでもないけど。
さすがの碧空でも
困って何も言えないようだった。
「たまには佑月だって風邪くらいひくよ。俺ら全員で押しかけたってしょうがないだろ。佑月もゆっくり休めないしな。」
「…ハル。
そうだ!ハルの言う通りだ!分かったか?愛舞?」
「…うん。そうだね!佑月も休ませなきゃ。」
愛舞はすぐに納得した。
なんで俺、碧空に見方したんだろ。
俺だって佑月に会いたいし、気になるはずなのに。
愛舞と響が出て行って、俺と碧空が二人きりになった。
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