退屈しのぎだったのに、いつしか君を愛してしまった。
「どんな子どんな子!?名前は!?」
「華乃ちゃんです。僕たちより一つ年上で、すっごい可愛かったです。ね?愛舞さん」
「うん!もう超キュートッ」
愛舞も首を何回も縦に振って言った。
「そんなに可愛いなら興味あるなー!」
そしてその華乃は現れた。
再び。
俺達のもとに。
アイツは響が好きだったはずなのに…
なぜだか碧空が好きだと言い出した。
響だって…華乃が本命なはずなのに。
俺も話についていけないまま、数日がたった。
.