退屈しのぎだったのに、いつしか君を愛してしまった。





「佑月どうした…?」





次の日
小さくなって泣いている佑月を見つけた。






「陽斗さん……ひっく…」





理由も言わず
泣き続ける佑月。





碧空と何かあったのか?




昨日は…
あんなに明るい顔してたのに…。






俺は気づいたら
佑月を抱きしめていた…







「陽斗さん…?」





「アイツのために泣くなよ…」





佑月が突然
ビクッとした。




その視線の先は…
やっぱり碧空で…。







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