退屈しのぎだったのに、いつしか君を愛してしまった。



「ほら…言っちゃいなよ!」



「でも〜…」




俺の前でその子たちはヒソヒソと話す。




「ん?何か俺に用があるの?」




俺は碧空と一緒で…知らない子にはあまり優しくしない。



「いいよ。聞くよ。」




…でも何でかな。




佑月と出逢って…一緒に過ごすようになってから…




佑月の優しさが移ったみたいだ。




俺が優しく話かけると
その子たちは顔を真っ赤にして話しかけてきた。





「あっあの……もしよかったら…メアド交換してください!!」





俺はその誘いに…その子が傷つかないように言った。






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