僕等の場所…
そう…


麻友の視線の先には




いつも『祐輔』がいた…




麻友は何時から祐輔を見ていたんだろう!?




麻友の親友の瑞穂に祐輔の事を


色々聞かれた事があった




ただその時は


(瑞穂も祐輔なんか…?)



そう思ってたっけ…




でも瑞穂はその頃は裕也の事が好きで


告白して巧くいき、今も付き合っている




親友の麻友の気持ちを知った瑞穂が



祐輔と仲の良い俺に聞いてきたという事か…






よりによって相手が祐輔なんて…



俺に勝ち目は無かった






無償に祐輔が憎かった





祐輔には何の罪もないというのに…
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