僕等の場所…
「麻友~


今日放課後時間ある?」




萌香だった



「うん、特になんもないけど~!


クラブも顧問の出張でないし…」




「良かった良かった!」




「えぇ~何よ!?」




「呼び出し…ヘヘっ


その相手は甲斐祐輔!」




「…そう」




「えぇ?それだけ?


これって絶対告白やで!」




「・・・・・」




「麻友、祐輔の事好きやなかったん?」




「好きやったけど…」





♪♪♪~


萌香の携帯だった



『はい、うん…


わかった、すぐ行く!』




「ごめん、隼人が呼んでるから行くわ!


祐輔が放課後、図書室で待ってるって!



じゃあ頑張ってな~」




そう行って萌香は教室を出て行った




その後で麻友が涙を流していた事は



誰も知らなかった…




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