僕等の場所…
早速海で家で着替えを済ませ


パラソルを借りて適当な場所に落ち着いた




今まで制服姿しか見た事のない麻友が


別人のように見えた





可愛いかった…




俺は麻友の一挙一動に目が釘付けだった





恥ずかしそうにTシャツを脱ぎ



手足に日焼け止めオイルを塗っている





そして瑞穂とお互いに背中を塗りあって



ようやく海に入ってきた





俺は泳ぎもまあまあ得意だった



もしもの時は麻友を抱えて救助する心構えも出来ていた





そんな俺の心配なんて必要なかった



大きな浮き輪に掴まっている麻友と瑞穂





そこに亮二が割り込んでいった




俺も亮二に続く…





浅いところに移動して座って喋ったり



浜に上がってビーチバレーもした




そして休憩…




簡単な食事を摂ってから



シートに寝そべり背中を焼く…




女の子はパラソルの下の日陰で



お喋りに夢中だった





うとうとする俺の耳に



心地よい麻友の言葉がBGMのように流れた





(このまま時間が止まればいいのに…)





そんな女の子のような妄想の中




俺は少しの間、本当に眠ってしまった





















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