僕等の場所…
「お~い!


こんなとこで寝たら黒焦げなんで~!」




俺の心地よい眠りは亮二の声で遮られた





「おっ、ヤバイ…」



もう背中が真っ赤になっていた




麻友も瑞穂もクスクス笑っている…





「もっとはよ起こせよ~!」



俺は照れかくしに亮二に毒ついた





そんな俺を無視し



瑞穂と一緒に海の方に向かって行ってしまった




「ほんま、マイッたちゅうねん…」



「ちょっと体冷やしに行く?」





「よしっ!」



俺が立ち上がってその時自然に手が出た




その俺の手を取って麻友が立ち上がる…







そのまま二人は手を繋いだまま海に向かった










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