僕等の場所…
9月半ば…


俺らの学校は文化祭の準備で賑わっていた




亮二の事は気になっていたが


みんなの手前、テンションは上げなければならない





「駿ちゃ~ん!準備の方はどう?」



亮二がやけにはしゃいでこっちに近づいて来る





(俺が心配したってんのに



コイツは何考えてんねん…!?)





そして不機嫌な俺の耳元でこう囁いた…




「やっとキテくれましたぁ~!」






俺は亮二の頭を思いっきり叩いてやった




そして言った




「ホンマに良かったなぁ!



もうこんな相談二度とすんなよ!」





「了解!」




亮二は素直に俺に従った



でもその顔は本当に嬉しそうだった…











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