恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~

 梨香……。

「どうして早く教えてくれなかったのよ!」

 そうよ、別に自分の部署じゃなくてもいいのよね。

 俄然やる気が高まった私は、

 明日のお肌のためにすぐさま帰宅した。


 そして翌日、

 私は仕事にかこつけて

 早速営業部にお邪魔することに成功した。

「失礼しまーす」

 今日も早起きして、

 髪をゆるく巻いてきた。

 期待と気合は十二分。

「失礼します」

 余計な元カレもついてきたけれど。

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