恋の歌
最近の私はアイツのことしか考えていない。






チラッと隣を見ると目が合った。








私はすぐに目を逸らした。








「おい。」







低い声が届いた。







私は目だけでアイツを見た。







「勝負すっか。」






勝負?








「どっちが勝つか。」








私はアイツの方を見た。
< 105 / 332 >

この作品をシェア

pagetop