恋の歌
放課後



私は図書室に直行した。






さて。







私は教科書とノート、そして参考書を広げた。







時間を追うごとに人が減っていく。






私は休憩を兼ね本を読むことにした。







本棚と本棚の間をゆっくり進む。






何読もうかなぁ。






歩みを進めると聞こえてくる会話。







「ねぇ、ここでキスしてよ。」


「無理。」


「いいじゃん。」


「無理。」






なんちゅう会話だよ。
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