恋の歌
「今日怒ってるのだって、愛瑠が末廣先輩といるとこ見たからじゃない?」


「…。」





アイツは私に気付いてなかったけど。






「ま、期末後に告ってもいいんじゃん?どっちかが脱ぐんだし?」


「っ///!!!!」






やだっ!!脱ぎたくない!!!





友菜はクスクス笑って、楽しんでる様子。







ひどくないっすか!?






こっちは不安でいっぱいだってのに。







さっきのアイツだって怖くて、頭からあの顔が消えない。







お姉ちゃんに聞いたら早いけど、今更素直に聞けない。









「愛瑠、絶対勝ってよね♪」




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