恋の歌
そして運命の結果発表。






私は重い足取りで校門を潜った。







提示版の前にはすごい人だかり。







私は人が減るまで近くのベンチに座っていた。







もう結果なんてどうでもいいや。







アイツとまた話せるようになれれば、それで。






はぁ‥。






ふと頭を上げるとみんなが私をチラチラと見てることに気付いた。






ん?






「愛瑠!!!」







血相を変えて私のもとにくる友菜。
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