恋の歌
そんなことを思いながら階段を上がっていると、上から声が落ちてきた。





「おい。」






顔を上げると私を見下ろすアイツ。






「ちょっと来い。」






アイツは私の腕を引き階段を上り始めた。






「ちょっ!放してよ!」







でもアイツは無言で。






ちょっぴり怖い。







私は引かれるがままに歩いた。










そして入ったのは保健室。








< 136 / 332 >

この作品をシェア

pagetop