恋の歌
思わず大きな声を出してしまった。






「何だよ。」







アイツは立ち止まり振り返った。






「今日は彼女‥いいの?」


「はぁ?」






眉間にシワを寄せるアイツ。







「だから、彼女いるのに私と「俺女いねぇけど?」


「っ‥へ?」







私はアイツを見つめた。







い‥いない?





じゃあ‥お姉ちゃんとは‥何?






「ほら、行くぞ。時間なくなる。」






そう言って再び歩き出すアイツ。
< 164 / 332 >

この作品をシェア

pagetop