恋の歌
アイツはプチを持ってきてそれを開けた。





「さぁ。」


「知らねぇ奴?」


「てか非通知。」


「…。で?何て?」


「いいよ。気にすることない。」





私はアイツが開けたプチをつまんだ。






気にすることないよね?






アイツは私をじっと見ていて、目が合った。






「ん?てか私何でアンタんちいるんだっけ?」


「暇そうだから。」


「…は?」






ま、確かに暇だけど‥。






それだけ?
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