恋の歌
「ちょっ!放して!」





男は足早に路地裏に入った。






私は男の手を剥がそうとするが、無理。






「ちょっと!私が何したってのよ!?」


「うるせぇ女。」





むっ。






路地裏を進むと薄暗い部屋があった。






その中に入ると点々としかついてないライト。






数人の男がいるみたい。






この状況まずくない?






「愁(しゅう)さん、この子どうです?」


「ふ~ん。いい女じゃん。」






私の手を引く男は嬉しそうに笑った。







私の体はガチガチ。
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