恋の歌
耳元で言われゾクッとなる。





私が男を見るとニヤッと笑った。






「愁さんに逆らわない方が身のためだぞ?」





私を連れてきた男がそう言った。






「愁さん、見せてやったらどうです?」






別の男が愁という男に言った。






「フッ。来いよ。」







愁という男は再び私の手を引く。






そして部屋の奥にある一つのドアの前で止まった。






「この部屋に入りたくなったらいつでも入れてやるからな。」







どういう意味?
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