恋の歌
全員が入り口に視線を送った。






「ここで何してんだよ?」







アイツだった。






私は嬉しくて我慢していた涙を流した。






「あぁ?邪魔してんじゃねぇぞクソガキ。」





男たちがアイツに詰め寄った。





でもアイツは動じない。





「フッ。お前らの方が邪魔なんだけど?」






鼻で笑うアイツ。






「「「んだと!?」」」






男たちが一斉にアイツに殴りかかった。






でもアイツは軽やかにかわし、殴っていく。
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