恋の歌
すると砂浜に座る友菜の姿を見つけた。






「友菜!」






私が近づくと友菜は立ち上がり走ろうとした。






「待って!」






友菜は止まり、振り返った。






「愛瑠‥。」


「友菜「何で?」






二人の言葉が重なった。





「え?」


「どうして倖田くんと付き合ってること言ってくんなかったの?」


「っ‥それは‥。」


「私たち親友だと思ってた!」


「それは私だっ「嘘!愛瑠はいつも一人で悩んで一人でどうにかしようとする!」


「友菜「私なんて必要ないんでしょ!?」


「友菜聞いて「イヤ!倖田くんを手に入れて今度は奏多まで!?」


「違うよっ「何が違うの!?何で奏多は愛瑠を選ぶの?」


「友菜「いつもそう。」


「‥え?」


「私が好きになった人はみんな愛瑠を好きになる‥。」
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