恋の歌
腕を引かれ立ち上がる。






そしてそのまま引かれ部屋を出た。







着いたのは屋上の露天風呂。







「脱げよ。女に服なんていらねぇだろ。」


「っ!!!」






どっかで聞いたセリフ!






「何なら俺が脱がせてやろうか?」


「っ‥あんたって‥。」


「愁の弟。あんとき、俺あそこにいたんだよね。」


「っ!!!え!?」


「あんときの怪我まぁまぁひどかったんだよね。」







ニヤッと笑う奏多さん。








「責任とってよ。」


「っ…!」
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