恋の歌
あ‥あのとき音楽室出て行ったの、お姉ちゃんに何かを言うため?





「言われちゃった、俺は俺の力でアイツを手に入れるって。」



「///」






春樹‥。







「でもそんな倖田くんが愛瑠と別れるなんて何かあるんじゃない?」



「絶対そう。だって春ちゃん愛瑠のこと本気なんだから。」







でも別れたことは事実。






「飽きちゃったんだよ‥。」






きっと‥。








私が春樹にふさわしい彼女じゃなかったんだよ‥。







「そんなことないでしょ!」


「そうだよ!何かあるよ!きっと!」






二人は真剣に私の問題に向き合ってくれている。






「ありがと‥でもいいの。」
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