恋の歌
お姉ちゃんは私の隣に座った。






「愛瑠‥本当に?」






私はポッケからエコー写真を取りだした。







「マジ?」






お父さんが写真を奪い取る。







「愛瑠‥一体どうしたんだ?勉強に専念してたお前が「お父さん、私が悪いの。春ちゃんと愛瑠をくっつけようとしたから。」



「お前は黙ってなさい。」


「大体、どうやって育てていくつもりなの?」






お母さんがコーヒーを持って戻ってきた。






「…。」


「愛瑠‥。」


「お父さんお母さん、私が愛瑠の世話するから。」


「何言ってるんだ。お前はまだ大学生だぞ。」


「バイトする。ちゃんと大学は出る。」


「当たり前だ。」
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