恋の歌
私は教科書とノートを広げた。







でも頭にはあの歌詞。







「ダメだ。考えちゃう。」







私はベッドに横になった。







アイツはこの曲が好きなのかな。







天井を見つめ、私は今日のことを思い出していた。








コンコン






ノックされたドアがゆっくり開く。








「愛瑠、美コン出るんだって?」







お姉ちゃんは私のそばに立つ。








私は飛び起きた。
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