恋の歌
って、まだ朝だけど‥。






私の心はここに在らず。







私はなるべく視界に転校生が入らないように右手で頬杖をついた。








席替えしたい。








はぁ‥女子高だったらなぁ…。








中学の担任の言うことなんて聞くんじゃなかったなぁ‥。







やっとHRが終わり、私は席を立った。







それと入れ替えに女子が転校生の席に集まっていく。






「俺に近づくんじゃねぇ。」






え?






私は振り返った。

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