恋の歌
何とか歌い上げ、私の出番は終わった。








結果発表は夕方。








それまでは学祭が繰り広げられる。









私は音楽室にいた。







「愛瑠、いつの間に倖田くんとコラボしてたわけ?」







友菜はニヤけ顔で私を見る。







「そんなんじゃないってば。」


「ふ~ん。めっちゃ息ピッタリだったけど?」


「友菜~!」


「おい。」





突然入り口から声がした。







「あ、噂をすれば。じゃ、愛瑠私外すねぇ。」


「ちょっ!」







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